Events 2015

1/18 国際シンポジウム:科学と工学を目指す女性へ

20160118日時:2016年1月18日(月)18:10~20:20
会場:お茶の水女子大学 本館 306号室 

近年、日本の女性就労率は、特に20代後半や30代前半の層で、確実に上昇してきました。しかし、職場における男女格差は未だ根強く残っています。教育や看護分野の職業に就くのは女性が多いですが、女性が圧倒的に多い職種の賃金や社会的ステータスは低いのが現状です。反対に、理工学系の職業に就くのは男性が多く、これらの職業における収入やステータスは女性が多い職業よりも高いことが報告されています。社会科学系の先行研究では、このような男女格差を規定する要因として、職場環境・制度や個人の資質に注目したものが多くあります。
本シンポジウムでは、キャロル・セロン博士(カリフォルニア大学アーバイン校教授・学部長)を基調報告者としてお招きし、科学や工学の分野における男性中心の文化がいかに女性が専門家になる社会化のプロセスに影響し、その結果、これらの領域の女性たちがどのように不利な立場に陥るかについてお話しいただきます。このように専門分野における価値観や文化に焦点を当て、女性の専門家としての社会化プロセスを検討したセロン教授の研究は女性の活躍に関する独創的な視点を提供してきました。
基調講演後に、本学の加藤美砂子教授(生物)からは日本の理系各分野における女性の進出について、鷹野景子教授(化学)からは女性の進路選択への家族(特に母親)からの影響についてご報告いただきます。フロアからの質問やコメントを受けて、登壇者全員のパネルディスカッションに十分な時間を取りますので、ふるってご参加ください。シンポジウムのトピックは理系・工学系女性の専門家になる社会化プロセスですが、セロン教授のご専門は社会学ですので、女性の職場における活躍についての学際的な議論が期待できます。理系、工学系に限らず、文系、社会科学系の皆さんも大いに歓迎します。

プログラム 

司会者:アン・ウォルソール(ジェンダー研究所 特別招聘教授)

コーディネーター: 石井クンツ昌子(ジェンダー研究所所長、お茶の水女子大学・教授)

基調講演:キャロル・セロン(カリフォルニア大学アーバイン校・教授)

Persistence is Cultural: Professional Socialization and the Reproduction of Sex Segregation

パネリスト:

鷹野景子Keiko Takano(お茶の水女子大学・教授、Ochanomizu University)
加藤美砂子Misako Kato(お茶の水女子大学・教授、Ochanomizu University)

*同時通訳あり

参加費無料、要事前申込 

こちらの申込フォームからお申込みください。

主催:お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構・ジェンダー研究所
共催:お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構・グローバルリーダーシップ研究所
問合せ:お茶の水女子大学ジェンダー研究所 igsoffice@cc.ocha.ac.jp

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