日時:2017年12月18日(月)15:00~17:30
会場:お茶の水女子大学本館135室(カンファレンスルーム)→人間文化創成科学研究科棟604
人には人としての道があり、男女にもそれぞれの役割があるのだ、といった性別役割分業の考えはいまだ根強い。しかしそこで主張されている男らしさや女らしさの内容は時代とともに、また論者によっても大きく異なる。日本において男らしさとは、これまでどのように表象されてきたのか。本セミナーでは、日本政治思想史がご専門の渡辺浩(東京大学名誉教授)氏をお招きして、徳川時代から明治にかけての「男らしさ」について考えたい。
講師:渡辺浩(東京大学名誉教授) | 「どんな「男」になるべきか―徳川・明治日本の「男性」理想像」 |
司会:板井広明(IGS特任講師) |
【講師著作】
『増補新装版 近世日本社会と宋学 』2010年、『日本政治思想史 十七―十九世紀』2010年、『東アジアの王権と思想 増補新装版』2016年(以上、東京大学出版会)、WATANABE Hiroshi, A History of Japanese Political Thought, 1600–1901, trans. David Noble, I-House Press, 2012など。
要事前申込(参加費無料) 参加申込フォーム
主催:ジェンダー研究所
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