Events

1/12 セミナー「「トラブルの時代」におけるジェンダーの理論化と教育」

2024.1.12 IGSセミナー
「「トラブルの時代」におけるジェンダーの理論化と教育~本質主義の克服に向けて

若い世代を中心に、性の多様性やフェミニズムへの関心が高まっている一方で、「男性」「女性」に固定的な真実があるかのような本質主義的言説も強い影響力を保っており、抑圧的な性の政治を強化しかねません。こうした中で、よりよいジェンダーの理論化と教育をどのように行っていけるでしょうか。 本セミナーでは、ジェンダー理論テキスト『Gender Theory in Troubled Times』2019 Polity)を刊行されたイギリスの研究者をお招きし、今日のジェンダーをめぐる「トラブル」状況の中で、本質主義を克服するジェンダーの理論化と教育・議論の場を作る意味について議論します。 

日時:2024年1月12日(金)17:00-19:00
場所:オンライン開催(Zoom) 
言語:日本語・英語(同時通訳あり)
主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所
参加申込:こちらよりお申し込みください。 (参加無料)

 


<講演> 
キャサリーン・レノン 
英ハル大学名誉教授。想像、表現、身体化、現象学、ジェンダーおよび老齢について研究を行っている。主要な著書にImagination and the Imaginary(Routledge 2015)Gender Theory in Troubled Timesなど。 

レイチェル・アルソップ 
英ヨーク大学女性学センター講師。 20年以上にわたり女性学およびジェンダー研究に携わってきた。主要な著書にGender Theory in Troubled Times‘A Vindication of the Rights of Girls” Journal of Gender Studies Special Issue ‘Mary Wollstonecraft: Life, Work and Legacy’ (共著 2019) など。 

<コメント> 
稲原美苗(神戸大学) 
松永典子(早稲田大学) 
本山央子(お茶の水女子大学IGS) 

総合司会大橋史恵(お茶の水女子大学IGS)