お茶の水女子大学創立140周年記念シンポジウム
女性のリーダーシップと政治参画〜グローバルな視点から〜
日時:2015年10月12日月㈷13:00~18:00
会場:お茶の水女子大学 共通講義棟2号館102号室
21世紀のグローバル社会では、社会のあらゆる分野における女性の積極的な参画が求められている。しかし、日本では意思決定における女性の参画は未だに極めて低い水準に留まっている。ジェンダー公平な社会を目指して世界は今、どのような取り組みを行い、どのような成果を得ているのか? とりわけ政治分野における女性のリーダーシップは従来の意思決定過程や社会にどのような変化をもたらしているのだろうか? 本国際シンポジウムは、お茶の水女子大学の創立140年とグローバル女性リーダー育成研究機構の発足を記念し、グローバルな視点に立って女性のリーダーシップと政治的エンパワーメントについて考察するものである。
プログラム
総合司会 申 琪榮 (お茶の水女子大学) |
挨拶 13:00~13:30 |
室伏きみ子(お茶の水女子大学長) 中川正春(衆議院議員、政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟会長) 田中愛治(早稲田大学、世界政治学会理事長) |
Panel 1 13:30~15:30 世界におけるクオータの潮流 司会:小林誠(お茶の水女子大学) ディスカッサント: 三浦まり(上智大学) |
モナ・リナ・クルック (ラトガース大学・アメリカ) 「政治分野におけるジェンダー・クオータの現実と神話」 |
スティール・若希(東京大学) 「世界における女性の政治的エンパワーメントの支援措置と戦略」 |
黄長玲(国立台湾大学・台湾) 「クオータ制で当選した台湾の女性議員の実績」 |
Panel 2 15:45~17:30 政治リーダーシップと女性閣僚 司会:足立 眞理子(お茶の水女子大学) ディスカッサント:大山礼子(駒澤大学) |
スーザン・フランセスカ(カルガリー大学・カナダ) 「女性が代表するものは何か:ジェンダーと閣僚任命」 |
クレア・アネスリー(サセックス大学・イギリス) 「女性閣僚を増やす方法とその重要性」 |
李 珍玉(西江大学・韓国) 「韓国初の女性大統領の象徴的代表性:『強い指導者の娘』と『鉄の女』の間」 |
まとめ&閉会の辞 17:30~18:00 |
申 琪榮 (お茶の水女子大学) 猪崎弥生 (お茶の水女子大学副学長) |
- 言語:英語(同時通訳あり)
- 参加費無料、要事前申込
定員 100 名
こちらの申込フォームからお申込みください。
主催:
お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構・ジェンダー研究所共催
お茶の水女子大学グローバル女性リーダー育成研究機構・グローバルリーダーシップ研究所協力
科研費 基盤C「女性大統領と女性の政治的代表性:韓国の朴槿恵を中心に」(研究代表者:申琪榮、26360042)、政治代表におけるジェンダーと多様性研究会(GDRep)
問合せ:お茶の水女子大学ジェンダー研究所 igsoffice@cc.ocha.ac.jp
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