IGS国際シンポジウム(特別招聘教授)
「デモクラシーのポスターガール:冷戦期日本のミスコン女王とファッションモデル」
[会場]お茶の水女子大学 共通講義棟2号館101室
冷戦初期の日本でもてはやされたアメリカ式のミス・コンテストは、モデルとしてのキャリア、国民的栄誉、そしてにわか有名人となることのスタート地点であった。1950年代、水着やティアラというお決まりの装束のミスコン女王のイメージは、文化的理想像かつアメリカ化が持つ魅力と危険への警告となった。ミスコン女王の成功は、1950年代の日米の外交および商業的同盟や、新たな女性たちの自由の受容について、何を物語っているのか?身体の多様性を認めつつ再び人気を取り戻した今日のミスコンのありようは、日本人のアイデンティティ、ジェンダーそして労働について、何を示しているのだろうか?
【コーディネーター】 | ラウラ・ネンツィ(IGS特別招聘教授/テネシー大学教授) |
【基調講演】 | ジャン・バーズレイ(ノースカロライナ大学チャペルヒル校教授) |
【ディスカッサント】 | Mary A. Knighton(青山学院大学教授) |
坂本佳鶴恵(お茶の水女子大学教授) |
参加申込(入場無料):申込フォーム
主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所
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