IGSセミナー(東アジアにおけるジェンダーと政治③)
『首相官邸の前で』上映会&トーク
日時:6月19日(月)15:00-18:30
会場:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟604室
「監督の言葉」より
「私は、この出来事を記録したいと思った。自分は歴史家であり、社会学者だ。いま自分がやるべきことは何かといえば、これを記録し、後世に残すことだと思った。
・・・(中略)・・・
なにより、この映画の主役は、映っている人びとすべてだ。その人びとは、性別も世代も、地位も国籍も、出身地も志向もばらばらだ。そうした人びとが、一つの場につどう姿は、稀有のことであると同時に、力強く、美しいと思った。
そうした奇跡のような瞬間は、一つの国や社会に、めったに訪れるものではない。私は歴史家だから、そのことを知っている。私がやったこと、やろうとしたことは、そのような瞬間を記録したという、ただそれだけにすぎない。
いろいろな見方のできる映画だと思う。見た後で、隣の人と、率直な感想を話しあってほしい。映画に意味を与えるのは観客であり、その集合体としての社会である。そこから、あなたにとって、また社会にとって、新しいことが生まれるはずだ。」
トーク | Misao Redwolf(アクティビスト/首都圏反原発連合メンバー) |
小熊英二(監督/慶應義塾大学) | |
司 会 | 申 琪榮(お茶の水女子大学IGS) |
特定質問者 | 板井広明(お茶の水女子大学IGS) |
参加申込(入場無料):申込フォーム
主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS)
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