日時:2022年3月24日(木)17:00~18:30
オンライン開催(zoom ミーティング)
報告 |
板井広明(専修大学経済学部准教授) 佐野潤子(慶應大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター特任講師) |
司会 | 仙波由加里(IGS特任講師) |
言語 | 日本語 |
参加申し込み | *基本的に学内関係者に向けた報告会ですので、参加をご希望の方も事前の申し込みは必要ありません。参加はこちらからどうぞ。 *本報告会は学内限定イベントです。 |
《報告要旨》
「肉食/非肉食の倫理に見られる差別の問題」 D.レステル『肉食の哲学』に見られるような、フランス現代思想系の肉食擁護の議論と、それへの反定立としてのP.シンガーのヴェジタリアンの倫理をとりあげ、前者には文化相対主義や性差別、後者にはマイクロアグレッション的な障碍者差別が関連していることについて報告し、議論したい。 「既婚女性の金融資産:ジェンダー視点からの考察」 超高齢社会の我が国では、夫婦の年齢差と男女平均寿命の差から女性こそ金融資産が必要であると言われています。本研究では、既婚女性の妻名義金融資産の形成に本人の収入のみならず、稼得役割意識や、家事労働分担、家計の意思決定など、ジェンダー意識がどうかかわっているかを実証分析し考察します。 |
主催:お茶の水女子大学 ジェンダー研究所