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12/20 国際シンポジウム「リプロダクティブ・ジャスティス」

2022.12.20 IGS国際シンポジウム
「リプロダクティブ・ジャスティス:妊娠・中絶・再生産をめぐる社会正義を切り開く」

2022年12月20日(火)16:00-19:15
オンライン開催(Zoomウェビナー)

 今年6月米国最高裁は、人工妊娠中絶の権利の法的根拠となってきたロー対ウェイド判決を覆す決定をくだした。妊娠・中絶・再生産にかかわる女性の自己決定権を著しく損ない、とりわけ、経済的に困難な立場にある女性やマイノリティの女性たちに重大な影響をもたらすことが懸念される。妊娠・中絶・再生産をめぐる長い闘いの歴史がある日本でも、それが女性の人権として確立されておらず刑法の堕胎罪もいまだに存在している。一方、韓国では、障害をもつ女性たちを中心とする若い世代の女性たちが堕胎罪廃止運動を強力に展開した結果、2019年に刑法堕胎罪に違憲判決(憲法不合致)が出された。人工妊娠中絶が非犯罪化されたが、女性のからだを管理する過去のパラダイムは変わっていない。
 歴史の中で女性のからだや再生産能力が女性自身のものであったことはない。常に他人や権力が占有を争う「バトルグラウンド」であった。本シンポジウムでは、妊娠・中絶・再生産の自己決定を(不)可能にするのは何か、法・政治・社会運動はどのように関わってきたのかを、「リプロダクティブ・ジャスティス(性・生殖・再生産をめぐる社会正義)」の概念を切り口として、米国・韓国・日本の専門家らと多角的に議論する。

パネリスト イケモト・リサ・C
カリフォルニア大学デービス校(法学 リプロダクティブ・ライツ/ジャスティス)
「ロー判決・ドブス判決後の米国におけるリプロダクティブ・ライツ/ジャスティス」
  ペク・ヨンギョン
済州大学校(人類学 人口・家族政策)
「韓国女性健康運動のパラダイム変化:性と再生産権利の過去、現在、未来」
  岩本美砂子
元三重大学(政治学 女性学)
「政治右派+宗教右派と反リプロダクティブ・ライツ(日本)」
コメンテーター 飯野由里子
東京大学(フェミニズム・ディスアビリティ研究)
  高谷幸
東京大学(社会学・移民研究
  大橋由香子
「SOSHIREN女(わたし)のからだから」
  宝月理恵
お茶の水女子大学(医療社会学・近代衛生史)
総合司会・趣旨説明 申琪榮(お茶の水女子大学教授)
モデレーター 本山央子(お茶の水女子大学特任リサーチフェロー)
言語 日本語・英語(同時通訳)
通訳者 松村直樹(Colts Works)
参加申込
要事前申込・登録制、参加無料:ZOOM参加申込フォーム
*当日、セミナー参加の際にはZOOM WebinarにアクセスするためのZOOMアカウントが必要です。
*見逃し配信あり(ただし通訳音声なし)。お申し込みの方にはリンクをお送りします。
*参加者による録音・録画・画面キャプチャ、その頒布は固くお断りします。
*お茶の水女子大学の教職員・学生に限り会場(共通講義棟2-201)参加も可能です。当日会場にお越しください。

主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所
共催:グローバルリーダーシップ研究所
協力:全国ダイバーシティネットワーク組織 東京ブロック