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7/21(学内限定)「トランス排除を乗りこえるみんなのフェミニズム」

IGSセミナー(学内限定)「トランス排除をのりこえるみんなのフェミニズムー連帯という実践へー」

日時:7月21日(金)13:00~14:30
会場:共通講義棟2号館101室(対面)

2023年に翻訳出版された、クォンキム・ヒョンヨン 編著『被害と加害のフェミニズム #MeToo以降を展望する』(解放出版社)を題材とした本セミナーでは、同著の監訳者である影本剛氏をお招きし、この本の韓国社会での位置づけ、とりわけ現代日韓社会におけるトランスジェンダー排除をめぐる諸問題について議論をする。「加害者中心社会」に抵抗する宣言として打ち出された「被害者中心主義」の限界、加害と被害の交差性といった論点を下敷きとし、トランスジェンダーに対する攻撃を正当化する主張について再考します。トランスジェンダーの排除による「分断」を乗りこえるために、フェミニズムをまなざす我々に今何が出来るのか、共に考えを深める場となれば幸いです。

 

スピーカー
影本 剛(『被害と加害のフェミニズム #MeToo以降を展望する』監訳者)

パネリスト
花岡 奈央(お茶の水女子大学 IGS アカデミックアシスタント)
森田 真梨子(お茶の水女子大学 博士前期課程 人間発達科学専攻)

司会・進行
髙橋 奏音(お茶の水女子大学 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻)
鈴庄 美苗(お茶の水女子大学科目等履修生/三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社  公共経営・地域政策部 主任研究員)

主催
お茶の水女子大学ジェンダー研究所、フェミニズム理論の争点ゼミ

後援
解放出版社

言語
日本語

参加申込
要事前申込・登録制、参加無料
参加申し込みフォーム 

スピーカープロフィール
影本 剛
朝鮮文学専攻。韓国語共著に『革命を書く』(ソミョン出版、2018年)、『韓国近代文学の辺境と接続時代』(ボゴ社、2019年)など。日本語訳書に李珍景『不穏なるものたちの存在論』(インパクト出版社、2015年)、金賢京『人、場所、歓待』(青土社、2020年)。韓国語共訳書に栗原幸夫『プロレタリア文学とその時代』(ソミョン出版、2018年)、金時鐘『猪飼野詩集ほか』(図書出版b、2019年)、同『失くした季節』(創批、2019年)。

(『被害と加害のフェミニズム #MeToo以降を展望する』翻訳者プロフィールより)