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6/14(学内限定)「メディアにおける『炎上』の構造と発信者としての私たち」

2024.6.14 IGSセミナー(学内向け)
「メディアにおける『炎上』の構造と発信者としての私たち」

本セミナーは、SNSなどのメディアにおける「問題的な」主張・広告に対しての多くの否定的な反応、つまり「炎上」がどのように再生産されるのか、その構造やそれに対抗する実践などをジェンダー視点から検討します。
まず第1部では日々SNSなどのメディアにおいて発信者となる私たちに必要な視点について、メディアと炎上についての専門家である治部れんげさんに講義していただきます。そして、第2部では、報道記者としての発信を行われている宮川さおりさんを交え、報道機関のジェンダー意識やジェンダー視点の偏った認識を内面化した人々に向けてどのように語りかけることができるのか、実践的な観点からディスカッションを行います。
※本セミナーは、学内限定のイベントです。学外の方は参加できませんので、ご了承ください。

【基調講演】
治部れんげ(ジャーナリスト、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)

【パネリスト 】
宮川さおり(共同通信津支局長)ほか

【司会・進行】
浅野優菜(お茶の水女子大学 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻)
唐井梓(お茶の水女子大学 博士前期課程 ジェンダー社会科学専攻)

場所人間文化創成科学研究科棟 604(対面のみ)
時間2024年6月14日(金)14:00-15:30

参加申込:https://forms.gle/1wySVYddZFbvGkN67
    (
要事前申込・登録制、参加無料)
言語:日本語
主催:お茶の水女子大学ジェンダー研究所、フェミニズム理論の争点ゼミ


【ゲストプロフィール】

治部れんげ 
ジャーナリスト、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。日経BP社にて経済記者を16年間務め、ミシガン大学フルブライト客員研究員などを経て2021年4月から現職に就く。内閣府男女共同参画計画実行・監視専門調査会委員など歴任。著書に『稼ぐ妻・育てる夫』(勁草書房)、『炎上しない企業情報発信』(日本経済新聞出版社)など多数。

宮川さおり 
共同通信津支局長。1995年共同通信社入社後、社会部記者、生活報道部デスクを経て現職。ジェンダーや性的マイノリティ問題、日本社会における多様な声を汲み取った記事を執筆している。