お茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS)

ジェンダー研究 第26号(通巻43号)

2023年7月31日刊行

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巻頭言

申琪榮

特集 リプロダクティブ・ジャスティス:妊娠・中絶・再生産をめぐる社会正義を切り開く

  • Reproductive Justice in the U.S. After Roe

    Lisa C. Ikemoto

  • コメント:「正義」の正しさと厄介さ

    大橋由香子

  • コメント:一時的移民プログラム下の移民女性の滞在権とリプロダクティブ・ジャスティス

    高谷幸

  • コメント:1920~30年代における〈産む主体〉に対する「量」と「質」からの介入

    宝月理恵

投稿論文

  • フェミニスト社会科学の科学性と政治性:フェミニスト認識論の統合的理解に即して

    小野寺研太

  • フェミニズム理論における連合・連帯の規範的構想:ナンシー・フレイザーとアイリス・マリオン・ヤングの議論から

    山岸大樹

  • Influence of Mothers on Occupational Expectations of Female University Students in Japan: A Comparison with the UK

    Kaori Miyamoto

  • 「拒食症のドラマ」の精神分析:スティーヴン・レヴェンクロン『鏡の中の少女』における身体イメージの歪み、眼差し、欲望

    大木龍之介

書評

  • 柘植あづみ『生殖技術と親になること 不妊治療と出生前検査がもたらす葛藤』みすず書房

    洪賢秀

  • 小浜正子・板橋曉子編『東アジアの家族とセクシュアリティ 規範と逸脱』京都大学学術出版会

    熱田敬子

  • 工藤晴子『難民とセクシュアリティ アメリカにおける性的マイノリティの包摂と排除』明石書店

    永井萌子

  • 鳥山純子『「私らしさ」の民族誌 現代エジプトの女性、格差、欲望』春風社

    齋藤剛

  • 杉田映理・新本万里子編『月経の人類学 女子生徒の「生理」と開発支援』世界思想社

    佐野麻由子

  • ショーン・フェイ(高井ゆと里訳)『トランスジェンダー問題 議論は正義のために』明石書店

    葛原千景

  • キャスリーン・M・ブリー(鈴木彩加訳)『レイシズム運動を理解する 理論、方法、調査』人文書院

    梁英聖

  • 玉城福子『沖縄とセクシュアリティの社会学 ポストコロニアル・フェミニズムから問い直す沖縄戦・米軍基地・観光』人文書院

    佐喜真彩

  • 新潟県立近代美術館・国立国際美術館・東京都現代美術館編『Viva Video! 久保田成子』河出書房新社

    原口寛子

  • 秃あや美『雇用形態間格差の制度分析 ジェンダー視角からの分業と秩序の形成史』ミネルヴァ書房

    佐藤直子

  • レスリー・カーン(東辻賢治郎訳)『フェミニスト・シティ』晶文社

    岡本優加子

  • 池田弘乃『ケアへの法哲学 フェミニズム法理論との対話』ナカニシヤ出版

    王嘉若

  • 藤高和輝『〈トラブル〉としてのフェミニズム 「とり乱させない抑圧」に抗して』青土社

    山田秀頌

  • 大野恵理『「外国人嫁」の国際社会学 「定住」概念を問い直す』有信堂

    澤田佳世

  • 安井眞奈美『 狙われた身体 病いと妖怪とジェンダー』平凡社

    久島桃代

  • Rika Saito『The Language of Feminine Duty: Articulating Gender, Culture, and Covert Policy in Modern Japan 』Peter Lang

    中村桃子

  • Nancy Folbre『The Rise and Decline of Patriarchal Systems: An Intersectional Political Economy』Verso

    中村雪子

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