研究会報告:ノルウェー科学技術大学ジェンダー研究センターとの研究会
2016年秋以来、ジェンダー研究所(IGS)が共同研究プロジェクト実施を目指した交流を進めているノルウェー科学技術大学(NTNU)のジェンダー研究センター(SKF)の研究者が来日し、両研究所で実施されている研究プロジェクトについての情報交換を目的とした研究会を開催した。
本研究会は、2017年9月に⽯井、吉原、佐野がSKFを訪問した際に持たれたものに続く、2回目の研究情報交換の研究会である。前回は、ノルウェーリサーチカウンシルの国際共同研究助成⾦(INTPART)申請に向けて、互いの組織について紹介し合うという位置づけであったが、今回は、同助成⾦の審査結果を待ちながら、具体的な共同研究プロジェクトのテーマについて模索する機会となった。IGS、SKF双方から、進行中の研究プロジェクトについての報告があり、昼食をはさんでディスカッションが行われた。
研究会後の2018年12月、共同申請したINTPART助成⾦の採択が決定した。プロジェクト名は「Norway-Japan: Bridging Research and Education in Gender Equality and Diversity (NJ_BREGED)」(IGSでは「ジェンダー平等/ダイバーシティ:ノルウェー・日本共同研究」または「INTPARTプロジェクト」の呼称を使用する予定)。2019〜2021年度に渡り、共同研究、互いの大学に滞在しての在外研修、修士・博士院生の共同指導、ワークショップ・セミナーの開催を進め、事業成果を書籍として刊行することを目標としている。
《研究会詳細》 【日時】2018年11月27日(火)10:00〜13:00 |