今号では、センター主催の「国際ワークショップ:環太平洋におけるワーク・ライフバランス」、学内の科研費プロジェクト「暴力と主体構築」との共催による「レイ・チョウコロキュアム」、「日本ブラジル交流年記念」という、センターの活動内容を取り上げた3本の特集を組んだ。研究論文としては、若手研究者の研究成果5本を掲載。人文科学系から社会科学系に至る、幅広い領域におけるジェンダー研究の成果を見ることができる。
特別寄稿「国際ワークショップ 環太平洋圈におけるワーク・ライフバランス」
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Work-life ‘Balance’ in Australia
Barbara Pocock, Natalie Skinner & Philippa Williams
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Work-Family Conflict
Mary Runte
講演会報告「レイ・チョウ コロキュアム」
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“Autumn Hearts” /「愁」, or, Poetics of Memory and Oblivion
Keiko Nitta
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Impossible Nostalgia in Song of the Exile
Nahoko Yamaguchi
論文
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イスラーム言説をめぐるジェンダー戦略と権威
嶺崎寛子
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翻訳
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「強制」から「自発」へのパラダイム転換
ムン・ウンミ(李麗華訳)
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研究報告「日本ブラジル交流年」
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Women and Violence in 19th Century Brazil
Adriana Pereira Campo, Sebastiao Pimentel Franco & Altino Silveira Silva
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ジェンダー研究センター彙報〈平成19年4月1日~平成20年3月31日〉