本学とアジア工科大学院大学(AIT)との研究交流プログラム(AITワークショップ)に参加するAITの大学院生2名が来日しました。8/29(月)~9/5(月)に、本学のグローバル協力センターとグローバルリーダーシップ研究所をはじめ、レインボウアクション、大日本水産会、ヒューマンライツウォッチ等を本学院生とともに訪れ、日本のジェンダー状況を多方面から観察調査しました。9/2(金)には板井広明IGS特任講師によるショートレクチャーの後、AIT院生2名が研究報告を行ないました。各報告には日本学術振興会特別研究員の小川真理子さんからコメントがあり、本学院生も加わってのディスカッションで研究交流を深めました。
カムヌアン・クンタさんの報告タイトルは”The adaptability to shock in small-scale fishing community: Case Studies Bang Ya Preak sub-district, Samut Sakorn province”で、タイのバンコク南部のコミュニティーにおける小規模水産業に関連する問題についての報告でした。
チトラクシ・バシットさんの報告タイトルは””Invisible Transgender Victims” of Intimate Partner Violence (IPV):- study of legal and alternative support available for them in India”で、インドにおける親密なパートナーからの暴力(IPV)について、とりわけトランスジェンダーの犠牲者の問題についての報告でした。
写真は研究報告時のものです。
前列左2人目からチトラクシ・バシットさん(AIT院生、インド)、小川真理子さん(日本学術振興会特別研究員PD、大妻女子大学)、矢萩まりこさん(本学博士前期課程院生)。
後列左からバラニャク・ズザンナさん(本学博士後期課程院生/プログラムコーディネーター)、カムヌアン・クンタさん(AIT院生、タイ)、佐藤貴恵さん(本学博士前期課程院生)、板井広明(IGS特任講師/プログラム担当教員)。