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2/2 シンポジウム「育児期親子のITとソーシャルメディア活用」

公開シンポジウム「育児期親子のITとソーシャルメディア活用〜日本、韓国、米国、スウェーデンの国際比較〜」

【日時】2019年2月2日(土)13:00-17:00(12時開場)
【会場】お茶の水女子大学 理学部3号館701室
【対象】一般、本学学部生・大学院生、教職員
※参加無料、どなたでもご参加いただけます(要事前申込)

近年、スマートフォンやタブレット端末などのIT機器及びソーシャルメディア(SM)は目まぐるしく進化し、これらの利用者数は急速に増加しています。特に、親子の情報収集・交換、夫婦間・親子間・友人間のコミュニケーションの手段として活用されているケースが多く、乳幼児を含む子どもの利用も増えてきています。これらの現象を背景として、お茶の水女子大学IT科研研究会(研究代表者 石井クンツ昌子教授)では、2014年から5年間、育児期の父親と母親が子育てなどでIT機器とSMをどのように活用しているのかを把握して、これらの利用が子どもの発達、親子・夫婦関係などへどのような影響を与えているかについて、韓国・米国・スウェーデンというIT先進国においてもデータを収集し、日本の親子との国際比較を行ってまいりました。

本シンポジウムはこの研究プロジェクトの集大成として開催します。第一部の基調講演とパネリストの報告では、各国の親子のIT機器・SM利用の変化、現状や課題を把握してまいります。基調講演は、ベネッセ教育総合研究所「乳幼児の親子のメディア活用調査」に長年に渡り携わってこられた小児医学・小児神経学がご専門の榊原洋一氏にご登壇いただき、乳幼児の親子のIT・SM活用を中心に日本における子どもを取り巻くメディア環境の変化についてお伺いします。その後、韓国、米国、スウェーデンがご専門のパネリストから各国の親子のIT・SM活用の現状などについて報告をいただきます。続く第二部では、パネルディスカッションにおいて、乳幼児の親子のIT・SM活用についてポジティブな効果を導き出す方法と今後の課題を議論していただきます。パネルディスカッションの最後には榊原洋一氏からコメントをいただく予定です。

【総合司会】加藤邦子(川口短期大学 教授)
第1部 基調講演・パネリスト報告 13:00 ~ 14:50
基調講演
・榊原洋一(小児科医・お茶の水女子大学名誉教授・ベネッセ教育総合研究所常任顧問・チャイルド・リサーチ・ネット所長)
パネリスト報告
・李秀眞(弘前大学 准教授)
・根本宮美子(京都外国語大学 教授)
・高橋美恵子(大阪大学 教授)
第2部 パネルディスカッション 15:00 ~ 16:50

<パネリスト>
・李秀眞(弘前大学 准教授)
・根本宮美子(京都外国語大学 教授)
・高橋美恵子(大阪大学 教授)
・石井クンツ昌子(お茶の水女子大学 教授)

<パネルディスカッション司会>
・牧野カツコ(お茶の水女子大学 名誉教授)

【参加申込み】参加無料、要事前申込 申込フォーム
【問い合わせ先】itkaken.ocha@gmail.com

【主催】お茶の水女子大学IT科研研究会(石井クンツ昌子研究室)
【協力】お茶の水女子大学ジェンダー研究所