2024.2.20 IGSセミナー
「今日の日本におけるトランスジェンダー研究」

フランス・ローズ・ハートライン氏（日本学術振興会ポスドクフェロー・お茶の水女子大学ジェンダー研究所研究協力員）と彼のリサーチ・アシスタント森田真梨子（本学大学院生）が、ハートライン氏のプロジェクトTrans Experience of Belonging in Japan（日本に居住するトランスの人々の帰属体験）についてのトークセッションを開催します。このプロジェクトは、日本に居住するトランスジェンダーの人々へのインタヴュー調査を行い、日本在住のトランスたちが、ジェンダー規範を支持する主流文化の中で、どのように帰属意識について交渉しているのかを探るものです。セッションでは、これまで約1年にわたるフィールドワークで2人が遭遇した課題、興味深い発見とその意義、そして今後の研究の展望を紹介しつつ議論します。

日時：2024年2月20日（火）14:00-15:30
場所： 国際交流留学生プラザ2F多目的ホール（対面のみ）
参加申込：https://forms.gle/ScQtZrAi5KeiRnD8A
言語：英語（同時通訳なし）
主催：お茶の水女子大学ジェンダー研究所
司会
戸谷陽子（お茶の水女子大学 ジェンダー研究所 所長）
報告
フランス・ローズ・ハートライン
（日本学術振興会ポスドクフェロー・お茶の水女子大学ジェンダー研究所研究協力員）
森田真梨子（お茶の水女子大学 博士前期課程）

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略歴
フランシス・ローズ・ハートライン　
ジェンダー多様性を専門とするノルウェー系アメリカ人のポスドク研究者。活動家、アーティストとしてコミュニティ形成にも携わり、障害者の権利とエコフェミニズムに強い関心をもつ。
森田真梨子
お茶の水女子大学大学院で臨床心理学を専攻。現在、トランスジェンダーに対する社会的差別意識について研究中。