お茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS)

ジェンダー研究 第27号(通巻44号)

2024年7月31日刊行

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巻頭言

申琪榮

特集 グローバル政治の中のセクシュアリティと暴力

  • Womenomics Theories of Sexual Violence: Governing Toxic Men

    Carol Harrington

  • From Security Threat to Subject of Protection: Examining Global Sexuality Politics in the Refugee Protection Regime

    Haruko Kudo

  • ジェンダー・オリエンタリズムと定義する権力:イスラエルとエジプトの事例をもとに

    嶺崎寛子

投稿論文

  • 国際協力NGOのネット広告にみるジェンダー表象:ポストフェミニズムと結託する植民地主義

    近藤凜太朗

  • 母たちが/と読む『母親になって後悔してる』

    北村文

  • 自治体非正規雇用の官民比較:男女共同参画センター相談員の全国調査結果から

    横山麻衣、瀬戸健太郎

  • なぜ経済的リソースは「世帯内意思決定」に活かされないのか:インド都市の有配偶就業女性のエンパワーメント

    新村恵美

書評

  • ミランダ・フリッカー(佐藤邦政監訳、飯塚理恵訳)『認識的不正義 権力は知ることの倫理にどのようにかかわるのか』勁草書房

    三木那由他

  • 江原由美子『持続するフェミニズムのために グローバリゼーションと「第二の近代」を生き抜く理論へ』有斐閣

    板井広明

  • メアリー・ホークスワース(新井美佐子、左髙慎也、島袋海理、見崎恵子訳)『ジェンダーと政治理論 インターセクショナルなフェミニズムの地平』明石書店

    山岸大樹

  • レイウィン・コンネル(伊藤公雄訳)『マスキュリニティーズ 男性性の社会科学』新曜社

    小口藍子

  • クォンキム・ヒョンヨン(影本剛、ハン・ディディ訳)『被害と加害のフェミニズム #MeToo以降を展望する』解放出版社

    古橋綾

  • アンジェラ・マクロビー(田中東子、河野真太郎訳)『フェミニズムとレジリエンスの政治 ジェンダー、メディア、そして福祉の終焉』青土社

    関根麻里恵

  • カイラ・シュラー(飯野由里子監訳、川副智子訳)『ホワイト・フェミニズムを解体する インターセクショナル・フェミニズムによる対抗史』明石書店

    荒木和華子

  • アミア・スリニヴァサン(山田文訳、清水晶子特別解説)『セックスする権利』勁草書房

    戸谷知尋

  • 長田華子、金井郁、古沢希代子編『フェミニスト経済学 経済社会をジェンダーでとらえる』有斐閣

    新井美佐子

  • クラウディア・ゴールディン(鹿田昌美訳)『なぜ男女の賃金に格差があるのか 女性の生き方の経済学』慶応義塾大学出版会

    金井郁

  • 額賀美紗子、藤田結子『働く母親と階層化 仕事・家庭教育・食事をめぐるジレンマ』勁草書房

    杉浦浩美

  • アンジェラ・チェン(羽生有希訳)『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』左右社

    松浦優

  • 杉浦郁子、前川直哉『「地方」と性的マイノリティ 東北6県のインタビューから』青弓社

    酒井晃

  • 平井和子『占領下の女性たち 日本と満洲の性暴力・性売買・「親密な交際」』岩波書店

    山本めゆ

  • 吉良智子『女性画家たちと戦争』平凡社

    マグダレナ・コウオジェイ

  • 飯田祐子、中谷いずみ、笹尾佳代編著 『プロレタリア文学とジェンダー 階級・ナラティブ・インターセクショナリティ』青弓社

    菊地優美

  • 寺澤優『戦前日本の私娼・性風俗産業と大衆社会 売買春・恋愛の近現代史』有志舎

    嶽本新奈

  • 高雄きくえ編『広島 爆心都市からあいだの都市へ  「ジェンダー×植民地主義 交差点としてのヒロシマ」連続講座論考集』インパクト出版会

    宋連玉

  • Amanda Kennell『ALICE IN JAPANESE WONDERLANDS: TRANSLATION, ADAPTATION, MEDIATION』 University of Hawai’i Press

    Nozomi Lynette Uematsu

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