お茶の水女子大学ジェンダー研究所(IGS)

ジェンダー研究 第24号(通巻41号)

2021年7月31日刊行

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巻頭言

申琪榮

特集:パンデミックとジェンダー

  • コロナ禍の生命保険営業における「対面」営業の変化

    金井郁

  • 危機としてのコロナ・パンデミックとフェミニスト知

    本山央子

  • カラ・ウォーカーによる《フォンス・アメリカヌス》(2019):パンデミック下のイギリスにおけるBLM運動の視点から

    内山尚子

  • COVID-19がジェンダー施策に与える影響:ドイツの男女平等戦略を巡る現状報告

    佐野敦子

  • COVID-19と「ホーム」:フェミニスト地理学の視点から

    倉光ミナ子

  • パンデミックを生き延びる:マニラ首都圏都市底辺層女性のロックダウン下の日常生活経験から

    小ヶ谷千穂・ロレイン・モラレス

  • コロナ禍のシングルマザー調査プロジェクト:1800人の実態調査から見えてきたこと

    五十嵐光・石本めぐみ

  • パンデミック期の北京で生きる医師たちの日常

    大友聡

投稿論文

  • 「Xジェンダーであること」の自己呈示:親とパートナーへのカミングアウトをめぐる語りから

    武内今日子

  • 腐女子の「ファンタジー・トラブル」:身体・欲望・妄想をめぐるBLファンタジーの存在論

    張瑋容

  • 女性発達障害児者を支援者はどのような対象として考えているのか:支援者に残るジェンダーバイアスとその再生産

    向井理菜

  • 若者の性の問題化の構造:保健体育科教科書における性感染症の記述を例に

    反橋一憲

  • ポストフェミニズムとしてのトランス?:千田有紀「「女」の境界線を引きなおす」を読み解く

    藤高和輝

書評

  • 『ひれふせ、女たち:ミソジニーの論理』ケイト・マン著/小川芳範訳、慶應義塾大学出版会

    林 美子

  • Gender, Culture, and Disaster in Post-3.11 Japan, Mire Koikari , Bloomsbury Academic

    高橋 麻美

  • 『ケアするのは誰か?:新しい民主主義のかたちへ』ジョアン・C・トロント著/岡野八代訳・著、白澤社発行/現代書館発売

    山根 純佳

  • 『婦人保護事業から女性支援法へ:困難に直面する女性を支える』戒能民江/堀千鶴子著、信山社

    小川 真理子

  • 『一人っ子政策と中国社会』小浜正子著、京都大学学術出版会

    田間 泰子

  • 『〈家父長制〉は無敵じゃない:日常からさぐるフェミニストの国際政治』シンシア・エンロー著/佐藤文香監訳、岩波書店

    児玉谷 レミ

  • 『アンチ・アクション:日本戦後絵画と女性画家』中嶋泉著、ブリュッケ

    小勝 禮子

  • 『戦後女性教員史:日教組婦人部の労働権確立運動と産休・育休の制度化過程』跡部千慧著、六花出版

    佐藤 智美

  • Home Care Fault Lines: Understanding Tensions and Creating Alliances, Cynthia J. Cranford, Cornell University Press

    大野 恵理

  • 『女性たちの保守運動:右傾化する日本社会のジェンダー』鈴木彩加著、人文書院

    具 裕珍

  • 『被差別部落女性の主体性形成に関する研究』熊本理抄著、解放出版社

    徐 阿貴

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